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アーティストインタビュー ~Rina Lila~

エンブレムフロー箱根で実施しているアート展示”CONNECT”。

当ホテルにお越し頂いたお客様と、アートやそれを生み出すアーティストがつながるきっかけを作りたいという想いからスタートしました。

今回は2021年5月と8月に”CONNECT”で10日間に及ぶライブペイント、オープンアトリエを開催し、多くのゲストを魅了したアーティストRina Lila(リナ・リーラ)さんをご紹介。インタビュー形式で、絵を描き始めたきっかけや、「絵を描くこと」に込めた想い、そしてエンブレムでの“CONNECT”を通して感じたことを語っていただいています。

アーティスト:Rina Lila (リナ・リーラ)

1996年兵庫県加古川市出身。23歳の時、ひとり旅で訪れた美術館で「絵を描きたい!」という衝動に駆られ、帰国後から創作活動を開始。アーティスト名の由来は「宇宙のダンス」を意味するサンスクリット語「Lila」から。描き出す絵にはまさに宇宙がダンスするように、創造の喜びや自由が表現されている。

Rina Lila Instagram: https://www.instagram.com/rina_lila_art/

自らの人生を、描く絵さながら、自然体で軽やかに紡ぎ出しているRinaさんの日々が垣間見れます。是非ご覧ください。

「描きたい!」と気持ちの赴くままに

絵を始めたのは2年前、バリ・ウブドの美術館に行ったのがきっかけです。絵を見ていて「あ~描きたい!つくりたい!」という感情が湧いてきて。帰国後すぐに描き始めて「あ!これや!」ってビビッときたんです。それからは楽しくてひたすら描き続けています。

でも実は私、絵を習ったことはありません。だから表現方法が分からなくて、行き詰まることもたくさんありました。でも絵の学校には行かず、自分なりの方法で続けているのは、それが一番自分に合っていると感じているから。基礎を学んで身に着けてから応用していくのが一般的かもしれないけど、私にとっては自分自身に制限をかけることになってしまう気がしていて。表現したいものをありのままに表現した中から何かを見つけて学ぶ方が楽しいんです。

心の中を「色」であらわす

私の絵には心の中にある言葉に出来ないものが表れていると思います。筆の使い方や描くテンポや色は、その時の環境や心の状態によって変わるんです。エンブレムで描いた絵には明るさや動きがあると思っていて、それは、この空間で人が行き来したり、人と話したり、音楽が流れていたりと「動」があったからだと思います。

でも、どんな環境でも変わらないものは「色」。どの絵にも、落ち着いた気持ちにさせてくれる淡い、ニュートラルな色を入れています。ゲストと一緒に描いた絵にも色んな色が混ざっているけど、淡い色を使うことで全体的な調和が生まれる。そんな落ち着きや調和を生み出す色が好きでこだわっているからこそ、自分らしさも表れていると思います。

(優し気な雰囲気を醸し出す淡い色づかいはRinaさんの絵の特徴のひとつ)

(「動きがある」と語っていたエンブレムで描き上げた絵。優しい色合いの中にも躍動感が感じ取れる)

絵が生み出す新しいかたちの会話

エンブレムで絵を描きながら沢山の人と話して感じたのは、アートは私自身を表現する一番良い方法だということ。絵に興味を持って話しかけてくれた方に、どんなふうに描いているのか、描くようになったきっかけや想いを伝えることで、自分のパーソナリティを肩ひじ張らず自然体で表すことが出来たんです。そして、相手もオープンになってくれる。お互いに、普段ならできないような話にも一歩踏み込めた気がします。

その会話を通して「あ、自分こう思ってたんや」と新しく気づかされたり、ゲストの人柄や想いも知ることができたり。絵を介さなければ「ありがとうございました」で終わってしまっていたかもしれない人のことを、深く知ることができる特別感。アートにはそういう、違うかたちの会話を引き出す力もあると気づきました。

(会期中、ライブペイントを行ったホテルロビー Rinaさんの作品に囲まれた楽し気な空間が出現した)

誰かの「ほっとする一息」を創りたい

エンブレムで絵を描いていて、ゲストが立ち止まって、「わあ~」と幸せそうに絵を見てくれた瞬間を何度か目にしました。その瞬間は、普段の生活の出来事や考え事、悩みとかは全部忘れて、ただただ、目の前のものを見て、心地よい感情に包まれていると思います。

自分の生み出したもので、誰かのそんな瞬間を創れたことがすごく特別だと思えて。そんな誰かの一瞬を創っていくことが自分の役割でもあるかなと改めて感じました。絵を描いていなかったら、自分がここに居なかったら、生まれていなかった誰かの特別な時間。一日の中でほっと一息つけるような瞬間を、絵と一緒に創りたい。それが一番自分らしい生き方だし、自分ならできると信じています。

Rinaさんのファンや居合わせたゲストにも好評だった延べ20日間の展示

(本イベント責任者・支配人 Ryutaより)

2021年5月と8月にそれぞれ10日間、作品展示、ライブペイント、そしてオープンアトリエを開催しました。Rinaさんのファンの方にも数多くお越しいただき、強羅でアートとの新鮮な再会を果たしている場面をよく見かけましたし、イベントを知らずに宿泊されたゲストが、新たなアートとの出会いを滞在の思い出に携えて、楽しげに出発されたのが印象的でした。

今回のイベントの目玉でもある『みんなで創るひとつの作品』がテーマのゲスト参加型のライブペイントには、たくさんの方々にご参加いただきました。夢中になってキャンパスに色を重ねる子供たちの横で、「筆を持つのは15年ぶり!描くことってこんな楽しかったっけ。」「絵、描くの楽しいかも。息抜き、趣味が見つかりました。」と、今回のイベントを通じてご自身の新たな側面に出逢われた大人の方々も数多くいらっしゃったようです。出来上がった一枚の大きな作品はホテルの共用部に展示され、次に訪れたゲストとの新たな出会いを楽しんでいるようでした。

(ゲストもホテルクルーも、思い思いに筆を走らせた)

(『みんなで創るひとつの作品』には”BE  FREE, BE YOU”の文字が)

(それぞれの言語で綴られた想いやメッセージ)

(Rinaさんの言葉と絵に、皆がインスパイアされて出てきた言葉と絵たちだ)

今回ご紹介したRinaさんの”CONNECT”での展示や、今後の展示予定はEmblem HotelsのInstagramアカウントに随時投稿していきます。

Emblem Hotels 公式Instagramアカウント→https://www.instagram.com/emblemhotels/

是非エンブレムフロー箱根にお越しください!あなただけのお気に入りの一枚に、そしてアーティスト本人に会えるかも?※展示される絵の一部はその場で購入も可能です。